暴走族襲来

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お兄さん方にたくさんお使いされ、店内を千鳥足で歩く俺。  〓~~   もうそろそろ、閉店時間が迫ってきた頃だった。 俺はお兄さん方のいる部屋の端っこの、今日使われなかったテーブルの座布団を片付けていた。 後日先輩に注意を頂きましたが、お客さんがいるとき座布団の片付けはホコリがたつため本当はダメらしいです⚠ 俺はしゃがんで座布団を重ねていた。 するとお兄さんらが席を立った。 どうやら帰るみたいだ。 それを確認した俺は笑顔で『ありがとうございました😃』というと、再び作業に戻った。 俺はお兄さんたちに背をむけて片付けをしてた訳なんですけど、 「(スタスタスタ)」←お兄さんらの足音 『(あれ?お兄さんらの足音が…だんだん…近付いてくるような………?)』 と、俺は思いふと顔を上げると お兄さんらに囲まれていた。 (´□`)❗❗❗❗ 俺の頭の中に過ぎる、これから起こると思ったこと ①怒られる ②殴られる ③犯される そして俺がすべきこと ①土下座で謝る ②『店長ぉ❗』と叫ぶ ③『初めてなので優しくしてね❤』と頼む ①+①が無難かな…なんて思ってたが、実際の俺は完全にびびってカチコチになってしまい、どうすることも出来なかった😱 顔は笑ってはいたが、多分涙目になってたと思う。 そして一人のお兄さんが、俺の頭をガシッ❗と掴んだ。
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