『発端』

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ジオン・ダイクンの提唱した人類革新(ニュータイプ)論、各宇宙植民地(スペース・コロニー)の独立論により、宇宙移民者(スペース・ノイド)達に独立の機運が高まる。   それに対し地球は、今まで地球から宇宙を統制していた地球連邦政府のみでは収拾がつかなくなり、政府内の正規軍『地球連邦軍』をコロニーに配置。   各コロニーで駐留連邦軍との小競り合いを繰り返すまでに至っていた。   さらに独立論と小競り合いによって地球人(アース・ノイド)の国民感情を逆なでし、地球での反宇宙移民者運動を高める原因になり宇宙と地球は一触即発の状況へと向かって行った……   そんな中でサイド3はジオン・ズム・ダイクンを首相として、ジオン共和国と名乗り独立宣言をする…   全人類は驚嘆した。地球を離れ、エレズム(地球は聖地として保護し、全人類は宇宙で住むべきという思想)を提唱しているジオンが果たして国家としてやっていけるのか…   次第にジオンに協力し始めるコロニーも出てくる…地球に住む地球連邦の官僚達は恐怖する…このまま各コロニーが独立をしていくと自分達の地位や権力、資金が無くなってしまう……   連邦の高官達はサイド3に対し圧力をかける。他のコロニーに独立をさせないようにみせしめとして……     そして……… ジオン・ズム・ダイクンは暗殺され、時代は血で血を洗う混沌の道を歩み始める……。
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