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ギレンは開戦を前に公国軍の主立った幹部を呼び会議を開く。
列席者には名だたる将校達が集まった…
ギレン『よく集まった。これから公王に認可を取り、開戦に踏み切る。』
ドズル『兄貴‼いや、総帥‼ついにこの時が来たな‼いつ頃になるんだ‼』
ギレン『早るなドズル。年明け早々になるだろう…』
キシリア『兄上の手筈通りに軍内部の部隊編成から指揮系統に至るまで全て整いました。』
ギレン『うむ。この作戦が成功すれば地球に住む者共に我等の力を見せつけてやれるだろう……』
ガルマ『兄上、私も出撃します。』
ギレン『ガルマ、お前には戦場はまだ早い。それよりも別の任務をしてもらう…お前にしか出来ぬ仕事だ。』
ガルマ『私に?……解りました。』
キシリア『……。』
ギレン『それより、諸君。集まってもらったのは他でもない…この度の戦いの内容を伝える為である。作戦名はブリティッシュ。グラナダ、サイド1、サイド2、サイド4に我が軍が進撃、これを制圧する‼』
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