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会議終了後の人も少なくなった会議室内…
キシリアの傍にいたマ・クベは囁いた。
マ・クベ『良いのですかキシリア様?他の将校に本当のブリティッシュ作戦の内容を伝えなくても…』
キシリア『それで良いのだろう…今回の作戦に異を唱える者も少なからず居る事を総帥は知っている。だからこそ言わなかったのだ。マハラジャ・カーンもその一人だったのだろう……それに列席した将校のほとんどが真のブリティッシュの内容を知っている。知らないのは一部の将校のみだ……邪魔を入れず作戦を強引に遂行する気らしいな…。しかし、マハラジャ・カーンのあの顔……情報が漏れている…兄上も甘いな…。』
マ・クベ『我々はグラナダやサイドの制圧だけでよろしいのですか?』
キシリア『制圧も大事だが、それよりもパイロットの中で優秀な人材をチェックしておけ。いずれ我々の突撃機動軍がジオンを動かす時の為に優秀なパイロットを確保しておきたい。』
マ・クベ『解りました。調べておきましょう。』
キシリア『すぐに作戦は始まるだろう、忘れるな。』
マ・クベ『はい。』
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