虹の空

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毎日が楽しい。次の日が待ち遠しい、なんて思う。

友達との会話、退屈と言えば退屈だったが授業もそれなりに楽しかった。下手くそながら部活も一応レギュラーだ。

しかしそんな楽しい夏の日々に夕立は突然やってきた。

人は利己的な生き物だ、どこかの偉い人が言っていた気がする。

確かにそうかもしれない友達って一体何者なのか、もう良く分からない。

そういえば昔母親が言っていた。絵を描いている時が一番はつらつとしている、と。

そう昔母親が言っていたのだ。

これ以上もうは何も云いたくない。内容な勝手に憶測するなり好きなように解釈してもらっても構わない。

とにかくあまり思いだしたくはない。

それ以来人間関係が馬鹿馬鹿しくなった。世界が砂漠になっていった。