虹の空

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いつもはこんなに自分の事を話さないが今日はつい話してしまった。

こんなに自分の事を話したのは久しぶりだ。

どうでもイイ身の上話はもう止しとして、僕は一つ面白い事件を知っている。

それは年老いた老爺が部屋の中で忽然と消えてしまった、と言う事件だ。

でも知っていると言ってみたものの詳しく新聞などに載っていた訳でもなく、かと言っていつ起こったかも判らない。

ただ漠然と知っている気がするのだ。

もう起こった事なのか、これから起こる事なのか、良く分からないがたまにふと頭をよぎる。

まあどうせ自分には関係ないであろうどうでもイイ事だ。

失礼、少し気になったので話題に出してみただけなので忘れてもらっても構わない。