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そんな莉子と接触するまでに
そう時間はかからなかった
通っている大学の大学祭は
とても賑やかで
みんなきらきら輝いている
そんな中、サークルの出し物の看板を
酔っ払った先輩が壊してしまった。
修理を施すための道具を取りにいくため、
旧校舎の美術室へと足を運んだ。
この大学は美術系の学科が数年前に廃止されたため
普段は誰も使わなかった
人が居るはずない場所で
俺はあまりに美しすぎる彼女に
出逢ってしまった
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