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俺はいきなり横から誰かに蹴り飛ばされた。
!?…
何だ!?…
ソコには3年の藤沢、今村、八木の3人がいた。
ちっ、コイツら…
俺は焦った。
和彦と勝負してフラフラになっているトキに3人相手はいくらなんでもキツイ…
鈴木のヤロウが笑いながら言いやがった。
貴…
テメェも今日限りだな?…
テメェも和彦もココでまとめて一気に潰してやんからよ…
クソッ…
鈴木のヤロウ…
そのトキ、俺の前に立ったヤツらがいた。
それは政志と隆三の2人だった。
テメェら!…
キタネェぞ!…
政志と隆三が叫んだ。
どうやら政志と隆三の2人は俺のコトを助けに来てくれたらしい。
お前ら止めろ!…
青木さんが叫んだ。
青木…
テメェ…
邪魔すんじゃねぇ!…
鈴木のヤロウはそう叫びながら青木さんのコトを殴りやがった。
!?…
鈴木のヤロウ…
あのヤロウ青木さんのコトを殴りやがった!?…
青木さんと鈴木のヤロウが睨み合っている。
これでO中学は戦国時代になる…
もう俺達は誰も鈴木のヤロウの番格を認めねぇ…
こうして俺と和彦の勝負はハッキリとケリがつく前になんだかウヤムヤのうちに終わっちまった。
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