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中学２年の３学期…
もうすぐ３年も卒業だ。
そんなある日…
２年のトップである俺と和彦、政志、隆三の４人は３年の番格達に呼び出された。
おい、お前達…
来年のお前達の頭は誰か決まったんかよ？…
はい、決まりました…
誰だ？…
和彦っす…
そうか…
おい、お前ら…
いいか、ドコにも負けんじゃねぇぞ？…
わかったな？…
はい…
俺達はそう答えたケド…
頭の中じゃ全然違うコトを考えていた…
ふん…
ドコにも負けるなだと？…
俺達はテメェらとは違うんだよ…
来年の俺達の代のうちの中学はこの街最強になるんだぜ？…
テメェらみてぇなシャバ僧とよ…
一緒にすんじゃねぇよ？…
そんな俺達の雰囲気が出ていたんだろう…
３年の番格達はそれ以上何も言わずに教室から出て行った。
ちっ、おい…
アイツらやっちまうか？…
喧嘩っ早い政志が言った。
ほっとけよ…
あんなシャバ僧達のコトなんかよりもよ…
他所の中学の小生意気なヤツらをどうすんよ？…
隆三が聞いてきた。
ん？そのうちどっか来んだろ？…
来たらヤルダケさ…
俺達はドコにも負けねぇ…
俺はそう答えた。
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