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そして俺達は3年になった。
そんなある日…
さっそく他所の中学のヤツらが俺達のO中学に殴り込んで来た。
ソイツらは校門のトコでさっきから通る生徒達にたいして馬鹿みたいに片っ端からガンを飛ばしまくっている。
おい?どうすんよ?…
アイツらやっちまおうぜ?…
さっきから暴れたくてうずうずしていた政志がとうとう我慢出来なくなって言って来た。
そうだな…
そろそろ行くか?…
俺達は揃って校門に向かって歩き出した。
ヤツらは俺達に気付くと黙って睨み付けて来た。
ちっ、コイツら…
政志はコイツらのコトがかなり気に入らないようだった。
おい?お前ら?…
何しに来たんだ?…
こんなトコでそんな小生意気なコトしてんとよ?…
泣かしちゃうぞ?…
政志が言った。
なんだと、コラ?…
テメェらの頭はどいつだよ?…
ヤツラの頭らしいヤツが言った。
ちっ…
俺は黙って歩き出すとソイツの腹に一発蹴りを入れてやった。
なんだ?お前?…
お前よ?俺達とヤリに来たんじゃねぇのかよ?…
それとも喋りに来たのか?…
あ?どっちだ?…
俺はそう言うとソイツに向かって殴り掛かった。
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