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「…冬間、」
「?
はいっ!」
「…行くか、そろそろ。
授業、はじまるだろ?
…これからもよろしくな、『お目付け役サン』」
手を、さしのべて
「っ…はいっ…!」
重ねた、ぬくもりを
守りたいと願えた。
他の誰でもなく、
お前を、俺は…
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「…やーっと素直になったわねぇ
『雅也兄さん』」
一人の少女が、笑みを深くにじませて。
「ま、合格点はまだまだ…だけどね。
…ふふっ、楽しみ」
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