03.…ごめん。

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「…冬間、」 「? はいっ!」 「…行くか、そろそろ。 授業、はじまるだろ? …これからもよろしくな、『お目付け役サン』」 手を、さしのべて 「っ…はいっ…!」 重ねた、ぬくもりを 守りたいと願えた。 他の誰でもなく、 お前を、俺は… ---------- 「…やーっと素直になったわねぇ 『雅也兄さん』」 一人の少女が、笑みを深くにじませて。 「ま、合格点はまだまだ…だけどね。 …ふふっ、楽しみ」 Next.. →
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