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僕にそんな風に言ってくれた人は、はじめてで…。
やっぱり涙が止まらない……。
照『……カンクロウ……。』
カンク『?』
照『……いつか…また……カンクロウのとこに………きてもいい?』
カンク『……当たり前だ………。』
照『……カンクロウ…』
カンク『……どうした?』
照『………大好き。』
届くか届かないかそんな微かな言葉を彼に伝えておきたかった…。
少しだけ背伸びをしてホントに触れるか触れないかの、そんな軽いキスをしてみた。
彼の腕がまた強く僕を抱き寄せる。
これ以上、二人に交わせる言葉がなかった……。
僕は去り…。
里には…また、変わらぬ平凡が戻った……。
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