異質な日常

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夫婦交換生活スタートから約一週間があっという間に過ぎた。この頃になると彼との生活にもだいぶ慣れてきていて私にとってゎ平穏であり、ある意味で充実した日々だったと思う         瑞希と夫ゎどうしているんだろう… まだこの時間ゎ会社かな…   夕飯の支度をしながら、あっちの生活がふっと頭をよぎった。   あの人のことだから瑞希のテンションについて行くのも一苦労だろうなぁ… それでも瑞希が高い声でしゃべり続けて……     「何か楽しそうですね」   ハッと我に返ると隣に彼が立っていた なんだか、顔が疲れてる気がする   「Σえっ!!な、なんのこと?」   「顔がにやけてましたよ」   彼が微笑みながら言う。 あぁ…私ってば…ι そういえば前に夫にも考えてることが顔に出やすいって言われたことがあったっけ… 意表をつかれたせいかバカみたいに焦ってしまった。彼ゎ冷蔵庫から牛乳を出しコップを一つ手に取ると     「にやけるのゎ微笑ましいですが……包丁を持ちながらだとあまり笑えませんよ?」   と言い残してそのまま書斎へと帰って行った。 彼が去ったあと自分の手を見ると…なるほど、確かに包丁を握ってた。 コレじゃ彼の言うとおり危ない人だ。 自分の抜け加減に苦笑いしてまた支度に戻る。   そういえば…ここに来てからあっちの生活のことばかり考えてる気がする… ホームシックかな?(苦笑)
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