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11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 02:53:58.55 ID:3qmHaia70
男「1、2、3、4…」
竜「?」
男「8、9…」
竜「何をやっているのだ、さっきから走り回って」
男「竜さんのね、頭から尻尾まで大きいからね。
何歩で歩けるか、数えてるの」
竜「そうか…」
男「4、5、6、7…」
竜「…」
男「1、2、3…」
竜「言いにくいのだが、9の次が1になっているぞ」
男「僕、それ以上知らないから」
竜「…今日は、勉強にしようか。
数えるのはまた今度にしなさい」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 02:59:33.05 ID:3qmHaia70
竜「9の次は?」
男「10!」
竜「10の次は? 続けて言えるか?」
男「えっとね、11、12、13、14…」
男「100!」
竜「覚えが早いな。頭が良い子だ」
男「僕、えらい?」
竜「ああ、えらい」
男「僕、すごい?」
竜「ああ、すごい」
男「僕、かっこいい?」
竜「…」
男「何で、そこで止まるのさ…」
竜「す、すねるな。頼む。機嫌を直してくれ」
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