マイナージャンル「ドラゴン」

9/23
前へ
/23ページ
次へ
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 03:21:05.73 ID:UhsPoAN0O オチを想像して泣いた 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 03:24:55.07 ID:3qmHaia70 男「せいっ! はあっ!」 竜「…剣の振りがかなり鋭くなったな」 男「そうかな。毎日振ってるからね」 竜「…ずいぶんと体も大きくなった」 男「はは、でもまだ僕が竜が守られてる」 竜「そんなことはない」 男「ううん、わかってる。だから、もっと頑張らないとね」 男「ふぅ…」 竜「終わりか?」 男「うん、少し疲れた」 竜「私の傍で休むといい」 男「うん、そうさせてもらおうかな」 男「花の角飾りを作ったのを覚えてる?」 竜「ああ、忘れるはずがない」 男「今はぼろぼろになってしまったけどね」 竜「だが、あの時のことはすぐに思い出せる。 思い出はほころびない」 男「そうだね…。また作ってあげるよ」 竜「…ああ、楽しみにしている」 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/30(日) 03:32:17.44 ID:3qmHaia70 男「…竜!」 竜「…? どうした?」 男「怪我をしてる!」 竜「本当か? …ふふ、体が大きいと細かい傷まではわからなくてな」 男「笑い事じゃないだろ! …今すぐ薬草を塗るから動いたらだめだよ」 竜「…ああ、すまない」 男「気をつけてよ」 竜「ああ。手当てしてもらって、すまないな。余計な手を煩わせた」 男「そんな事を言ってるんじゃない」 竜「…」 男「僕には、竜しかいないんだ。怪我なんてしないで」 竜「…ああ。わかった。善処しよう」 竜「…私にもお前しかいない」
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

402人が本棚に入れています
本棚に追加