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集落の人達の様子が変だからといっていきなり島民に銃を撃つ訳にはいかない。
彼らは人間なのだ…。
すくなくとも俺は、彼らに襲われるまではそう思っていた。
狼の群れのように走り寄って来た十人の島民が、俺達に集団で襲い掛かかってきた!
近くで見た彼らの顔には目玉が無く、顔色が薄緑色に変色してる…。
変わり果てた島民の姿に驚く俺は、銃を撃つ間もなく島民の一人に腕を掴まれた!
ボキッ!
嫌な音がした。
俺の腕を掴んだ島民が俺の肩の骨をへし折ったのだ!特に大柄でもない体付きの人間が、どこからそんな強力な力を出したかは分からないが、この島民達の力は異常だった。
俺とランスは訳の分からぬまま島民達の怪力のえじきになり意識を失った…。
END
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