22人が本棚に入れています
本棚に追加
19ページ
誰も声ひとつあげることも無く俺達の方に走り寄ってくる集落の住民。
俺はこの状況に危機感を覚えた…。
こういう嫌な直感は得てして大概当たるモノだ。
このまま奇妙な住民達に接近されては、何をしてくるか分かりはしない…。
俺は迷わず銃の引き金を引いた。
俺の銃が火を吹くとほぼ同時にランスも銃で発砲!
レーザーガンで走りよって来る島の住民を凪ぎ払う。
どうやらランスも俺とおなじ結論に達したようだった…。
俺とランスの銃によって接近を阻まれた集落の住民達は、俺達の容赦の無い攻撃で全て射ち倒された。
そして俺は注意深く倒した住民の一人に近寄りその顔を見た…。
「こいつ‥目が!目玉が無くなっている!」
ランスが他の住民の遺体を確認する。
「こっちもだ!こいつら皆目玉を失ってやがる。それにこの村に漂っている死臭は、こいつらから出ているようだぜ!」
「どうやら俺達は動く死体にトドメを刺したみたいだな…。」
「ゾンビか…」
俺達はさらに注意深く集落を調べることにした…。
→22ページへ
最初のコメントを投稿しよう!