ガルガ島

14/59
前へ
/120ページ
次へ
20ページ   敵の砲塔は既にこちらを狙っている!迷ってはいられない。一刻を争う状況だ!撃つしかない!この状況では、敵が砲弾を発射する前に倒してしまわないと俺達がやられてしまう。 緊張感が伴う…。 敵砲台は3機だが、その内の1機はランスが既に沈黙させていた‥沈黙した砲台から白煙が上がっている。 残るは2機だ!続けてランスがもう1機目の砲台にレーザーガンで攻撃を再開する。 俺は残りの1機にサブマシンガンを連射した。 だが、無残にも俺の放った弾丸は砲台の分厚い装甲によって全てはじかれている…。   「うお―!」   残りの弾も少なくなっていたが、気合いと共に全弾発射する。 だが、今度の弾丸ははじかれることは無い。 何故なら俺は咄嗟に敵砲台の外側ではなく、砲芯内側へ照準を変えたからだ!   グオォ~ン!   俺が撃った敵砲台が砲塔内部から爆発した。 砲台の外側の装甲は厚くてビクともしないが砲芯の内側は脆かったのだ。 そしてランスも最後の砲台を破壊した。 俺は、残弾が空になった銃を捨てながらランスに言った。   「ふう、何とか生き残ったな…。」   【サブマシンガンを失った】   →23ページへ
/120ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加