魂斗羅

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5ページ   二週間後…地球連邦はガルガ島に重装備の海兵隊を送り込んだが、誰一人として島の状況を無線で連絡してこなかった。   そんな状況の中、とある軍施設の室内で二人の男が話合っていた。 ブロンドの若い将校と、サングラスをかけている痩せた黒髪の険しい顔つきの中年将校だ。 ここはサングラスの中年将校の自室のようだ。 ブロンドの若い将校は立っており、それと向かい合う様に中年将校は椅子に座り、右の腕を机の上に置いている。将校の机の上には将校用の帽子と、まだ口を付けていないコーヒーの入ったコーヒーカップ。 カップの中のコーヒーは完全に冷えきっていた。 若い将校が口を開いた。   「駄目ですね…並みの一般兵では歯が立ちません!!いっそのこと島にミサイルでもぶち込んで…!!」   サングラスの中年将校が反論する。   「バカを言うでない!!島には生き残った住民や、奴らに捕まった海兵隊の捕虜が居るかもしれんのだぞ!!」 「では、どうすれば…!?」 「あの男達を使おう……!!」 「…………!?」   少しの沈黙の後、若い将校が口を開く…。   「魂斗羅ですか!?」 「うむ、あの男達は核ミサイル程の破壊力がある。」 「それは言えますね!!なにしろ彼ら以上の海兵隊(ゲ リラ)のプロは存在しませんから……。」image=118751317.jpg
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