深夜

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そう言って女の子は、僕の方を、すがるように見ました。 「それで私達が、この人間界に派遣されて来たの」 「私達って事は、他にも君みたいな妖精がいるの?」 「そう。私と同じで、みんな、携帯の電波に乗って、やって来てるの」 「そうなんだ」
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