序章:憂鬱な毎日

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『ずっと好きだったんですっ!!』 『ごめん…俺好きな子いるから…』 私は耳を疑った。 だって告白したのは確か三組の瑞紀ちゃん…って子で可愛いって有名な子。 それと告白を断ったのは同じクラスの如月 慶助(キサラギケイスケ)君。 …私の好きな人、だったから。 慶助君はクラスのムードメイカーで、頭も良くてかっこよくて…… …私なんか足下にも及ばない存在で… それと慶助君の今言った《好きな人》って誰だろ… 私はそう考えながらも覗く事を辞めなかった。          
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