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神の国では…
カンカンカンカンカンカン
ガヤガヤガヤ
「おい!聞いたか?」
「何を?」
創希の神がたずねた。
「そうか、お前は現世にずっと居たんだったな。元気だったか?卦締(けしま)」
「あぁ。それより、これはどうした?やけに騒々しいな。緊急事態か!?」
「そうだ。大神官が暗殺されたんだ!」
「何!!?」
「しかも、今だ!まだ、犯人を逃がさないために、範囲網もしいてない。」
「俺にできること何かあるか?」
「いや、現世にいて疲れただろう。お前は、休んでていい。」
「だが、大神官が暗殺されたんだぞ!何か手伝わせてくれ!それに、俺は大神官補佐だ!何かやらせてくれ!」
「…わかった。俺は、これから現場に行くから、お前はサポートに向かってくれ。お前は、そっちの方が向いている。」
「わかった。天界テロ対策本部か?」
「そうだ。そういえば、呼び方が変わってな、『HTM』と言うんだ。わからなかった、そう誰かに聞けばわかる。」
「わかった、ありがとう。」
『しかし、大変なことになった。大神官が暗殺されるとは・・・』
創希の神は、卦締(けしま)という名前で、一度神の国に帰ってきた。
神の国は、別次元にある。
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