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アラタ「ヤバッ!!」
アラタは山頂にいた。そこで見たものは、
アラタ「薄い青……ランポス装備か…相手は………」
アラタが目を懲らして見てみると
獅子がいる。真っ白な。
アラタ「ドドブランゴ?厄介だなぁ…でも助けなきゃ死んじゃうしな……行くか!!」
アラタは真ん中まで走った。
アラタ「そこのハンター!手助けする。ただ見ての通り武器は使わないから時間がかかる!だから全力で逃げろ!!」
アラタは叫んだ。
ハンターは了承したのか頷き、武器をしまい、走りだした。後をドドブランゴが追おうとしてるので、
アラタ「やい!!この猿!!下等生物!汚ねぇ尻見せてんじゃねぇよ!死ね!!」
ドドブランゴはこっちを向いた。言葉は理解できないが馬鹿にされたのは本能で悟ったのだろう。
アラタ「本気で行くか………」
アラタは拳を鳴らし、合掌し頭を下げ構えた。
ドドブランゴが突進してきたのを巧みに避け、脇腹に正拳付き。
ウガァ!?
アラタ「(あんまり効かない………なら!!)」
ドゴォッ!
アラタの膝蹴りが脇腹に食い込んだ。
ウガァァ!
ドドブランゴは今までハンマーのような衝撃は受けてきたが、ピンポイントで入ってくる打撃は初めてなのだろう、顔をしかめている。
アラタ「これならいけるべ♪」
途端、
ウガァァァァァ!
アラタ「クッ!」
鼓膜が裂けんばかりの大声を発した。
ウガァ!
アラタ「グハァッ!?」
耳を手で覆ってるアラタにドドブランゴはラリアットを入れさらにバックステップで後ろに下がり、ブレスの構え。
アラタ「(やばい!?)」
アラタは横に転がった。
シャーッッッ!!
ドドブランゴは体内で氷を圧縮し結晶状にしたブレスを吐き出した。
アラタ「(ヤバいなぁ…頭がフラフラする…こんな時に兄貴の事なんか思い出すし…あのクソ兄貴!!)」
アラタはフラフラとした足取りだ。
ドドブランゴは勝利を確信したのかバックステップで、下がりまた吠えている。
アラタ「(死ぬかもなぁ……兄貴を一発殴るまで死なないって決めたのに…)」
アラタは下を向いてブツブツ言っている。
そこにドドブランゴが加速を付け、ラリアットを繰り出してきた。
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