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ドドブランゴのラリアットが当たる瞬間…………
アラタ「死ねるかオラァァッ!!」
ドガンッ!!
ドドブランゴが吹っ飛んで「なぜ!?」みたいな顔をしている。それはそうだ。目の前の人間は頭から血を流し、白いフルフルシリーズが若干赤くなる程だ。それがいきなり殴り始めたのだ。
アラタ「大体よぉ~なんでこんな所で死ななきゃいけない訳!?ありえねぇ……
ありえねぇよ!!!!」
顔を上げたアラタは瞳孔が開ききっている。
アラタ「たかが猿の分際でよぉ…舐めてんじゃねぇぞ!?コラ!?」
ドドブランゴは怯んだ。目の前の人間から溢れんばっかりの殺気が出ている。
このままでは殺られる。早く殺らなくては。
アラタ「何が極真空手だ!?お遊びは終わりだ!」
そう言ったアラタは姿勢を低くし走りだした。
速い、ただひたすらに速い。アラタはあっと言う間にドドブランゴの元に行き、
アラタ「オラァァッ!!」
ドドブランゴの脛に膝蹴りを入れた。
バギンッ!!
ドドブランゴの脚が砕けた。
アラタ「まだ終わんねぇぞ!!」
アラタは尻尾に回り…
アラタ「裂けろ!!オラッ!!」
尻尾を両手で掴むと、左足をドドブランゴの尻に掛け、一気に引っ込抜いた。
ブチブチッ!!
ウガァァァッッ!!
根元からとはいかないが、ほぼ全部が抜けた。
ドドブランゴはのたうち回っている。
アラタ「地獄はこれからだよ♪」
アラタは笑っている。この状況で。
アラタは走り顔の前に行き…
ドゴッ!!
辺りには鈍い落が響き渡る。アラタがこめかみに蹴りを入れたのだ。
アラタ「まだまだぁッ!!」
仰向けのドドブランゴの上に脚を乗せ、
アラタ「終~了~♪」
バキバキッ!!
思いっきり踏み抜いた。
ウ…ガァァ…ァ…
ドドブランゴはアバラを折られ息絶えた。
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