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アラタ「(暖っけぇ♪天国か?……とうとう死んじまったかぁ…まぁしゃぁねぇな…)」
アラタは瞼を開けようとするが、重くて空かない。
アラタ「(こりゃ…確実に死んだな…
天国にもタバコ売ってるかなぁ?)」
アラタは最後までアホな事を考え意識を失った。
……タさん!ア…タさ…!アラタさん!!
アラタ「(誰が呼んでんだ?あっ…目ぇ開きそう♪)」
アラタはやっとの事で目を開けた。
?「よかったぁ…生きてて…死んだかと思いましたよ!」
アラタが目を開けた目の前には薄い青の髪の毛をした女の子が泣いていた。
アラタ「………誰?(ってか体がやべぇ……
あれ?痛くない?なんで?)」
アラタが小さな声で聞いた。
?「もしかして記憶喪失?」
少女はおどおどしながら聞いた。
アラタ「いや……ちゃんと覚えてるよ?」
?「なら私の事も覚えてるよね?」
アラタ「失礼ながらまったく覚えてない」
?「ウソ…?」
少女は泣きそうな顔をしている。
アラタ「悪いけど…」
?「昔、砂漠横断の馬車が襲われたの覚えてます?」
アラタ「……あぁ!!一年前の♪」
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