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アラタ「何度来ても飽きないね…ここは♪」
ユウタ「草食竜ばっかで見飽きたよ…なんかウ〇コ臭ぇ~し」
ここは森と丘と呼ばれる場所。初心者なんかはここでテントの張り方を覚える。
アラタ「ムードねぇなぁ…そんなんじゃ女にもてないッスよ?笑」
アラタはイヤらしく笑った。
ユウタ「残念♪俺彼女いるし♪」
アラタ「マジッスか!?」
ユウタ「まぁね♪ちゃっちゃか行くべ!」
そう言ったユウタは歩き始めた。
アラタ「待ってくださいよ!!」
アラタは煙草に火を点けながら歩き始めた。
ユウタ「こら!!未成年が煙草吸うな!」
アラタ「残念♪俺の中では煙草は十二才からなんで♪」
ユウタ「……ったく…てかその装備すげぇな…」
そう言ってユウタが見た先のアラタは白い服……しかイメージできないであろう鎧。
帯電飛竜フルフルから作れる鎧である。
アラタ「着やすさ抜群ですよ♪」
ユウタ「キモ…………ボソッッ…」
アラタ「なんか言いましたか!?」
ユウタ「いんや~………オッ♪来たべ!?」
空気がゴウッと唸り影ができた。
空から羽音をさせながら降りてきたのは真っ赤に燃える甲殻の持ち主。
二本足の飛竜。口から火をチロチロと出し、辺りを伺っている。
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