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望美と話しているうちに、学校についた。
靴箱で同じクラスの人たちとすれ違う。
私は適当に朝の挨拶を交わすと、クラスの人たちとは違う靴箱へ向かった。
「まさか……靴箱に入れちゃうのぉ?」
望美は珍獣を見るような目で……いや、ザマス口調の教育ママを見るような目で私を見た。
私が素っ気なく頷くと、望美は驚愕の表情を見せた。
「ベタだ!ベタすぎる!!もっとインパクトのある方法で渡そうと思わないのぉ?」
「望美がそんなに驚くくらいだし、逆に新鮮だと思うよ」
「あ~、確かにそぅかもねぇ」
どうやら納得したようだ。
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