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和也の考えは幾日もたたずに的中した
『あ~給食費猫ばばして和也に買い物させてたんだってよ~うちの母ちゃん言ってたぞ~』
『なんか貧乏で金に困ってんだってよ~』
などと 真実から かけ離れた話題が一日中学校の中で騒がれていた。
なぜか 嘘の嵐の中を 高美と和也は 悔しさをこらえて 学校に通っていた。
なぜなら 家にいるよりまだ 学校の方が楽しいからだ。
和也は 『こいつら~いつか黙らせてやる』
顔で笑って 胸の内は腹立たしく思っていた。
しかし 噂も時がたつと違う話題に変わっていた。
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