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次に、インディオ達に伝わる伝承を紹介しよう。
『アマゾンの奥地には、白い肌を持つ種族がいる。彼らの住む地域には、古い石像物と都市の廃墟がある。』
1537年、ケサーダは1000人の探険部隊を率いて、現コロンビアの奥地へと向かった。
目的地に辿り着いたのは、200人あまりだった。
彼らは、高原に出た。そこには、チブチャ族の村が広がっていた。
彼らは変わった儀式を行っていた。
それは、全身に金粉を塗り、湖に飛び込み、上がってくるというものだった。
その時、彼らは族長がエル・ドラードと呼ばれているのを聞いた。
その後、20世紀には、イギリスの陸軍大佐、アトランティスなどの研究家でもある、パーシー・フォーセットが探険に向かった。
このフォーセット大佐は、あの有名な「インディ・ジョーンズ」シリーズのモデルになった人物である。彼は、この都市に『神秘のZ』と名付けた。
1920年には、マットグッソ州都クヤパから密林地帯へと足を踏み入れた。
一度目は、馬が急死するなどの理由から撤退を余儀なくされた。
1925年には、二度目の探険が決行された。
5月29日、二人のポーターが探険を拒否した為、大佐は原稿と、写真を託して彼らを帰らせた。
その後、大佐との音信は、途絶えた……。
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