~鑑定士~

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「はい。 私たちが生きる為に星の一部を得る。 星が生きる為に私たちは星の一部となる。 御印とは本来生命が持つ契約を肉体に刻んだものでしかありません」 「えっ?貴族の人にしか御印は出ないって……」 驚くシオを前に彼女の長く整った銀髪が揺れる。 「それは御印の模様の中に共通の模様があるだけです。 御印は誰にでもあり、その模様は家系によって全て違うのです」
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