~鑑定士~

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御印の儀が終わり、昼時。 「あっ、きたきた! シオ!」 食堂の窓際のテーブルにイオラとウィルがシオを待ち構えていた。 手を振る二人を確認するとシオは何とも言えない表情で足を動かした。 ガヤガヤとした食堂に生徒たちが互いの御印を見せ合い、会話を弾ませる。 その間を通っていくと嫌でも周りの声が自分の耳元に届いた。
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