フィースローとの出会い

9/14
前へ
/66ページ
次へ
いきなり赤子は、フィースローの猫ヒゲをおもいっきり掴み、そして、キャッキャッと、嬉しそうに笑ったのだった。 掴まれた口元をピクピクさせながら、フィースローは硬直した。 所詮赤子の力で、フィースローが掴まれてよろける事などはない。 不覚にも、フィースローは、餌を可愛いと思ってしまった自分自身に驚いていたのだった。
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!

744人が本棚に入れています
本棚に追加