103人が本棚に入れています
本棚に追加
隣の席のウナギ?!
マコトがやられた一件が終わり、ついに授業が始まろうとしていた。
ケンイチは決められた自分の席に座り、授業開始を待っていると、何やら隣から異様な臭いがした。
隣の席にいた男の名前は長谷川 貴明(はせがわ たかあき)、身長160センチ、体重65㌔、出身地名古屋市北区、家がうなぎ屋だ。
タカアキはなんと毎日のようにシンナーを吸っていて、何を考えているのかわからない謎の男だ。
ケンイチは異様な臭いを不感に思いながらも授業を待つと、なんとタカアキが喋りかけてきた。
タカアキ
『き、君強いね!!』
ケンイチ
『あぁ?
誰だおまえ?
つかくせぇーんだよ
おまえっ!!』
タカアキ
『ぐふっ……………。』
タカアキは突如奇妙な笑みを見せ、また喋り出した。
タカアキ
『俺ん家ウナギ屋
なんだけど今度
家に食べに来ない?
ただで食べさせてあげるよ。』
ケンイチ
『いきなりキモいんだよ
てめぇーわっ!!
行かねぇーよ!!』
タカアキ
『いやいや
そんなこと言わずに
来てよ!!
ウナギの秘密のスパイス
教えるよ?』
タカアキは意味のわからないことを口走り、また奇妙な笑みを浮かべた。
ケンイチ
『おまえだまれよ!!
近寄るなっ!!』
最初のコメントを投稿しよう!