~第一章~

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私、更科楓(さらしなかえで)は栖峡学園に通う高校二年生で昨日の8月9日に17になりました★ 両親は共働きで、あまり顔を合わすこともないけど、友達や彼氏に恵まれてぐれることもなくごくごく平凡な生活を送ってます。 幼なじみである橘吭(たちばなかなめ)がさっき言っていた彼氏なんだ❤ 毎日毎日、楽しくて、学校にもうきうきしながら登校するんだ🎵🎵 そんな私に…絶望とも言える事件が起こりました……。  ―――吭が死んだ――― そう連絡が入ったのは…学校での朝のホームルームの最中だ。 楓:ぇ……?ぅそ…吭は遅れてくるだけだよね⁉あいつはいつも…寝坊して…遅刻して…笑いながら…… 私が先生に嘘だと言ってと叫んだけど、先生は笑ってくれない  ――――嘘だ―――― 目の前が真っ白になって、吭の笑ってる顔が頭に浮かぶ。信じたくない…嘘だと…そう思った瞬間私は教室を飛び出していた        ~Next~
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