第一楽章~僕の無くしたもの

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寒さで目が覚めた。 東十条駅前の和菓子屋の店先。 時計は午前5時を指している。 店先で寝ていたのだ。 身体の節々が痛む。秋にしては凍えそうな寒さだ。 家に帰ろう。 10mくらい歩いたところで気付いた。鞄がないことを…。
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