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ground&thunder
レオは国王に呼ばれ、風の国の国王の部屋に行く。
レオが行くとそこにはライがすでにいた。
国王「実は水の国から来た密書に鬼についての情報とリージュの居場所が書いてあった。
お前達二人の実力を認めて頼む。水の国に行ってくれ。」
二人に断る理由は存在しなかった。
レオとライは部屋を出る。
レオ「一時間後、門集合でいいか?」
ライ「あぁ。」
二人はそれぞれ行こうとしたが会いたい人が会いにきた。
キリカ「レオ、決まったの?」
レオ「あぁ、行ってくる。すぐに終らせるから。」
うんうんとキリカは頷いている。
ライ「レナ、少し長い任務になるけど、待っててくれる?」
いつになく、優しい口調のライだった。
レナ「えぇ、貴方に傷がないように。
貴方に幸運の加護がありますように。」
ライ「ありがとう、レナ。」
一時間後
二人は別れを手早く済ませ、準備をして行けるようにして町の入口の門の前にいる。
レオ(久びさだ。ムラクモ頼むぞ。)
黒いムラクモを太陽に掲げる。
ライ(早くすませよう。
彼女が体調悪いらしいから。)
一度、雷滅剣を振る。
そして、二人は足に気力を込めて疲れない速さで、走る。
一週間後
疲れない程度で焦るほどの事でもないために水の国と風の国の国境を越えるのに一週間もかかってしまった。
レオ「まだかよ。」
ライ「グチるなよ。移動速度が低下する。」
レオ「囲まれたみたいだな。」
レオもライ剣を抜き、気力を高める。
??「隠れても無駄なようだ。」
三人の鬼と、三人の一般人が現れる。
一般人からはまともな気力は感じられず人形のようだった。
レオ「鬼だな?」
鬼1「無論だ。我は蕾鬼、奴は土鬼、あっちは酸鬼だ。」
蕾鬼は刀を、土鬼はハンマーを、酸鬼は水の玉を中に浮かせている。
ライ「蕾光殲断。」
酸鬼と一般人三人は電気により、黒く焦げる。
レオ「空牙空衝列。」
衝撃破が蕾鬼と土鬼を襲う。
土鬼はまともに喰らいが蕾鬼は避けて左手にかすっただけだった。
レオ「ライ、どうだ。土鬼は大ダメージを与えた。」
ライ「酸鬼はまだ、痺れてる。残りの奴らは殺した。」
蕾鬼はともかく、土鬼と酸鬼は立ち上がる。
土鬼「…………。」
土鬼が何かを言うと地面がライとレオを囲む。
土を溶かし、酸の固まりが囲まれた空間に入る。
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