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上に舞い上がったムラクモがリージュに向かいまっすぐに落下する。
リージュは次の横なぎの一撃しようとしたが、ムラクモを避けた事によりバランスが崩れレオの服をかすめる程度だった。
レオ「チクショウ、負けだ負け。オレは諦めないからな。」
リージュは勝ったとゆうのに浮かない顔をしていた。
エクスカリバーンをしまい、レオ達に背を向けた。
レオ「どこに行く?」
リージュ「少し歩くだけだ。」
リージュは歩き出した。
リージュの顔を見たジョニーはリージュの後を追う。
ジョニー「凄いじゃない。あのレベルの戦いが出来るなんて、それに勝つなんて。」
リージュ「違う、アレは勝ったんじゃない。勝たせてもらったんだ。アイツは攻撃がぶつかった瞬間にわざと力を緩めた、だから、オレは負けたんだ。」
木を殴り、気力で強化していないために皮膚が破れ、血がでる。
ジョニー「回復の力よ。スプレシャー。」
ジョニーの力により全てではないが傷が治る。
リージュ「レオを治して来てくれ。」
ジョニーは渋々だったが行った。
いなくなるのを確認すると咳がでる、咳と一緒に血を吐く。
胸から腰にかけて、斜めに線が入っている。
リージュ(青の盾は不完全だったか。いや、アイツが上回っていた。今のオレより強い。)
リージュは気力の球を造って傷を癒した。
リージュは歩きレオ達の元に行った。
ライ「傷はどうだった?」
リージュの傷はライには見抜かれていた。
リージュ(コイツも仲間にするかな。)
リージュ「取り引きをする。内容はお前達は鬼殲滅に力を貸すこと、見返りはキリカとレナだったかな?まぁ二人の治療だ。」
レオ「俺はいいけどライは?」
リージュ「レナはあと一ヵ月いないに死ぬ。」
真顔で答えるリージュにライは剣を向けた。
ライ「どうゆうことだ、言え。」
リージュ「レナの未来予知の力は血族+神の血だ。神の血が暴走を起こしているからだ。治せるのは俺だけ、さぁどうする。」
結局は二人に選択の余地は存在しなかった。
ライ「その変わり、レナは完全に治してもらう。」
リージュは指を鳴らすと、ツグミ達四人が現われた。
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