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ツグミ、シルク、コウエン、ヘキリュウの四人はリージュに片膝をついた姿勢で見上げた。
シルク「ご用でしょうか?」
リージュ「お前達にはキリカとレナを連れて来てもらいたい。この千本とネックレスを見せれば身分の証明になるから頼む。」
ヘキリュウ「まさか徒歩ですか?」
リージュは千本を真上に投げると千本は光り、少しして3匹のドラゴンが来る。
リージュ「飛竜だ。これならすぐだからな。」
首にかけていた1cmほどの水色の珠があるだけのネックレスを外して千本とともに渡す。
四人はすぐに飛竜に乗り、その場を後にする。
レオ「誰だよ、アイツら。」
リージュ「俺の忠実な部下だ。」
ライ「そんな事はどうでも良いが、ちゃんと連れて来れるんだろうな。」
ライの目には焦りが見え隠れしていたのが確認出来る。
ジョニー「大丈夫よ。
千本はともかくあのネックレスは王家の証の代わりになるもののはず」
レオは感心していると数人に囲まれた事に気がつく。
レオ(三人、いや、四人はいるな。ジョニーは戦えないはずだから多少つらいな。)
ジョニーすら気付いたらしく、四人は眼を使いコンタクトを取る。
リージュが千本を気配のある方に投げると人影が現れる。
鬼「こんなガキに奴は負けたのか。この中にレオはいるか。」
レオ「俺だが、何か用か?」
鬼「一年と数ヶ月前に我が友、水の者を殺したのは貴様だな。死ねぇ。」
レオが鬼と戦う、他の三つの気配は全てが刺青のある人間だった。
リージュの千本は刺青に当たっていた。
リージュ(鬼は任せるか。)
あくびをしたと思われた瞬間にエクスカリバーンが三つの命を奪い去る。
レオは水の塊とゆう変化自在の武器を使われ、苦戦していた。
レオ「お前はあの時の仲間か?」
鬼「あぁ、水鬼として水の者と共に栄華を極めた。だから、水の者を殺したお前を許せないんだ。」
レオ「そんな屁理屈知るかよ。
空牙穿光墜心撃。」
レオは一気に距離をほぼ零距離にして突進をすると吹き飛ぶ水鬼に向かい光速の突きをする。
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