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修練場に行くとすでに修練が始まっており、レオは指導を行なっていた。
レオ「どうした?
二人そろって。」
リージュ「話をしていてな。
普通の人間にしては強いな。お前は何者だ。」
レオは自信満々に答える。
レオ「俺は獣の血族のリュウマと気力の精霊マリアの息子レオだ。強さには自信がある。」
リージュ「聞いた通りだ本人から。」
レオの眼の輝きが変わり殺気に近い気を出してリージュをにらむ。
レオ「どうゆう事だ。」
リージュ「俺は二人にあった事あるだけだ。」
異様な気力が辺りの空間を支配する。少なくとも相手に隠す気がないのを感じる殺気も送られた。
リージュ「退け。」
エクスカリバーンが伸びて来たパンクと呼ばれる4mを超える長さを槍を叩き落とす。
パンクを使っていたのはツインテールの美しい女性だった。
女「あぁ、弾いちゃった。一撃で決めようとしたのに。」
ライ「リージュ、何者だ?」
リージュ「俺が知るかよ。」
女は残念そうに笑う。それがとても不気味に感じた。
女「てっきり知ってるかと思った。知らないなら教えてあげる。
魅信惑鬼、我が名は魅鬼。仮面を武器に替えた上位の鬼よ。」
兵士が退いたのを確認すると三人は武器を構える。
ライ「コイツは強い、三人で行くぞ。」
リージュもレオも渋々うなずく。
だが、4mの間合いに剣の間合いまで近付けれずに苦戦する。
リージュ「離れろ。
舞え、千本の吹雪、碧。」
千本の入っているホルダーから数百の千本を魅鬼の間合いから離れて三百六十度包囲を千本で囲む。
一斉に千本が襲いかかる。だが、眩い閃光と金属音がこだまするだけで千本は辺りに落ちている。
ライ「どうゆうネタだ。」
レオ「リージュのあのヤツに似てるけど、威力が違う。」
リージュ「この程度で終わるかよ。」
大地から土の塊が魅鬼に向う。気力のバリアが守り、土の塊を崩す。
リージュは一瞬で魅鬼の間合いに入ると横なぎの一閃がリージュを襲う。
リージュ「無色。」
魅鬼はリージュに当たったと確信し、笑みがこぼれるが当たったリージュは煙のように消えて行く。
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