wimd&ground&thunder

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必死に左右上下を見てリージュの姿を探したが見つからない。 魅鬼「どこだ。」 リージュ「ここだよ。」 リージュは背後から耳打ちをする。 魅鬼「クソッタレが。」 リージュ「動かない方がいい。青の千本は無いからな。」 魅鬼は必死に探すが見つからない。 腕や足から血が吹き出る、あまりの傷に倒れる。 リージュ「滅鬼について話してもらう。」 魅鬼「ふざけないで、私にもプライドはある。」 傷は目に見える早さで治癒をしている。 魅鬼「この武器が有る限り私は回復し続ける。」 パンクを持っている手を踏み、痛みにパンクを離してしまう。 傷の回復は行われなくなる。 リージュ「これなら武器は触れていないために傷を認識できないからな。さぁ言え。」 ?「五神鬼と言われる鬼を統べる5人の内の一人だ。」 当然声が響く。 その声の方を見ると禍々しい鬼の仮面をつけた人が立っていた。 リージュ「滅鬼。 やっとやっとだ。 貴様に復讐してやる、お前の肢体を引き裂いてやる。」 滅鬼は消える。 そして、魅鬼の身体に千本を刺す。千本が傷を吸い取る。 魅鬼は立ち上がる。 魅鬼「ありがとうご……。」 滅鬼の腕が魅鬼の心臓を貫く。 リージュ「殺すならなんで傷を治した。」 滅鬼「絶望は喜びの後にやってくる。絶望に歪んだあの顔が好きだ。」 レオ「クサレ外道が。消え失せろ。 空牙千光土牙閃」 レオの一撃が土を纏い同時に攻撃をする。 黒い剣、ストームブリンガーで全てを弾く。レオを吹き飛ばす。 ライ「僕の目の前から消えろ。 雷掌閃神光。」 ライの腕から現れる雷が滅鬼を襲うが、切り消される。一瞬でライは距離を詰めて切り裂こうとしたが、受け止めるられる。ライは一気に下がるとリージュが間合いを詰める。 リージュ「これで終わりだ。 天魔流 破光射迅」 斬撃と同時に千本が飛んで来る。だが、これすらも弾く。 ライ、レオ、リージュは横一列になる。 滅鬼「天魔流 轟閃神剣。」 一瞬で間合いを詰められ、横なぎの一閃が三人を襲う。 三人は受け止めるたが、体勢が崩れる。 ムラクモの刃先が仮面の右目の少し上に当たる。 雷滅剣が仮面の右目の下に当たる。 エクスカリバーンの先が仮面の右目に当たる。 右目の部分が砕け散り、リージュと同じ緑色の瞳があらわになる。 滅鬼「這い付くばれ。」 急な重力に倒れる三人。 滅鬼は一瞬で消える。 三人は敗北感にさいなまれる。
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