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目の前で起こった出来事に俺はただただ目を丸くするしか出来なかった。
「な…?え…?えぇっ!?消え…?え…?消えた!?」
阿呆みたく叫んだけど答えてくれる人間がいるはずがなく、虚しく響いただけだった。
暫く呆然としてたけどそのうち男の子が消えた影の中心が気になり始めてきた。
「…ちょ…ちょっとだけなら…大丈夫…だよ…な…?;」
俺は、ちょっとだけ…と思いつつゆっくりと影の中心へと足を進めた。
すると突然目の前が暗くなり足元から地面の感触が消えた。
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