銀の髪の契約者

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今日は色々とわけわかんねぇことがあった。 本当ならいつもの何もない帰り道だったはずなのに… 「帝、何を一人でブツブツ言っているんだ?」 「うるせぇ!!元を正せばお前が原因なんだお前が!!」 わけわかんないことが続いて疲れてる所にコイツは…(怒) とりあえず俺は家に帰ることにした。 帰った所で誰もいないが少しでも落ち着こうと思ったからだ。 少し歩くと家に着いた。 (やっぱりあそこは家の裏にある丘だったのか…;) とか思いながら玄関の鍵を開けて中に入った。 「ただいまー…」 「にゃー」 中に入ると飼い猫のシャオが迎えに出てきてくれた。 いつもなら真っ先に俺に擦り付いてくるんだが今日は廊下で止まってこっちを見ていた。 「シャオ?どうした?」 不思議に思った俺はシャオの視線が俺ではなく後ろに立っている氷月に向けられているのに気付いた。 (コイツのせいか…;) 俺は家に上がってシャオを抱き上げ、そのまま氷月を無視して自分の部屋に直行した。
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