銀の髪の契約者

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  「つっかれたーっ!!」 部屋に入ると俺はシャオを降ろしてから制服も脱がずにばふっとベッドに倒れ込んだ (なんか…今日から夏休みだってのに…色々ありすぎなんだよ…だいたいあの氷月だって…) ベッドに突っ伏したままの俺は今日あったことをだらだらと思い返しながら頭の中で延々とぐだぐだ文句をたれていた。 気が付くと窓の外は黄昏に染まっていた。 ベッドに突っ伏したままどれくらい時間がたったのかわからないが多分俺は眠ってしまっていたようだ。 窓に向けたままの顔を部屋の中に向けた所で俺はピシッとゆう音が相応しい程にフリーズした。 え?何故かって? そりゃ…さっきまでぐだぐだ文句言って(?)た原因の男が部屋のど真ん中に居座ってたら… 誰でも固まる…よなぁ?;  
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