ﾊﾟｹﾞｷﾝｸﾞﾀﾞﾑｵﾝﾗｲﾝ

NFF

うっつぁん『そんなに凄い人物だったとは』

白魔導士♂『去年の優勝賞品と賞金には驚いたが、今年はﾊﾟｹﾞｷﾝｸﾞﾀﾞﾑｵﾝﾗｲﾝ5周年だからな…今年の優勝賞品はもっと凄そうだぜ｡なあ?』

ﾊﾝﾀｰ♂『ああ｡今年は本気だす｡』　

白魔導士♂『それ去年も言ってたな、お前』

肉じゃが『さて､皆も気になっているであろう今年のNFFのﾙｰﾙと賞品の説明をしようか』

うっつぁん(きたか)

肉じゃが『皆も知っているだろうが今年はﾊﾟｹﾞｷﾝｸﾞﾀﾞﾑｵﾝﾗｲﾝ5周年だ｡とゆうことで今年のNFFは一味違う』　

幾多の期待の眼差しが肉じゃがに向けられた。

肉じゃが『今年のNFFは…ﾊﾟｰﾃｨを組んで戦ってもらう!!』

期待外れだったのだろう、明らかにガッカリした表情を浮かべている者もいたし、｢組む友達がいない｣等ちらほら愚痴を漏らす者もいた。肉じゃがの張った声が虚しく木霊していた。

うっつぁん『…確かに一味違うけど…それだけ？』

肉じゃが『あ、あれ?…では詳しく説明しよう｡今までのNFFは自分以外のﾊﾟｹﾞｷﾝｸﾞﾀﾞﾑｵﾝﾗｲﾝをﾌﾟﾚｲしているﾕｰｻﾞｰ全員が敵だった｡しかし､今年は最大3人までのﾊﾟｰﾃｨを組んで君達は戦うことになる｡頼れるものが増えたわけだ。これは大きい』

うっつぁん『うん、俺にとってはかなり。』

肉じゃが『大会開催は明日の正午からだ。今日中に仲間を掻き集めた方がいいだろう。装備やアイテムをしっかり準備することだ｡武具は買うだけじゃ駄目だ!しっかり装備しないと意味が無いぞ』

全裸の戦士1『マジかよ』

全裸の戦士2『だと思ったぜ』

肉じゃが『さて…次に賞品の件についてだが…賞品については1時間後､またこの広場で説明するとしよう｡一時解散してくれ』

広場に活気が戻り、それぞれが勝手気ままに動き始め、広場は軽い混乱状態に陥っていた。

もみくちゃにされながらもうっつぁんは人混みからの脱出に成功した。

うっつぁん『ふぅ。今の内に誰かﾊﾟｰﾃｨ誘うか』

と、突然ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯという電子音が内ﾎﾟｹｯﾄから聴こえる。　

うっつぁん『ﾌﾚﾝﾄﾞｺﾝﾀｸﾄか?…お』

?『久しぶり､元気～?』
聞き覚えのある女性の声だ。

うっつぁん『丁度良かった!』