名も無き刀

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  ドサッ!ドサッ!ドサッ!     不良全員「…ガハッ!」     トーマ「任務終了…」     ガチャッ…       ゲーセンの奥にあるドアが開く       トーマ「…じゃないみたいね」       「なんだこのありさまわ…」     トーマ「…お前誰だ?」     「ん?なんだガキか…」     トーマ「質問に答えな」     「ふッ…俺の名わバジル………このゲームセンターの関係者とでも言っとこうか…」     トーマ「…バジルか………アンタがこいつらの頭か?」     トーマわグイッと親指で倒れている不良達を指す     バジル「いかにも…」     トーマ「んならお前も痛い目に合わないといけないな…」       トーマわ刀を構える       バジル「ん?なんの事だか…」     トーマ「黙りな…」     バジル「お前…ただのガキじゃないな?」     トーマ「いーや…俺わ極普通の学生さ………ただ刀を持っているだけのね…」     バジル「普通か…」     トーマ「こちらとて長いわあまりできないんだよね…」     バジル「知らんな…」     トーマ「…大の大人が言い訳か………見苦しい…」     バジル「なんだガキ?なかなか強きじゃねぇか…」     トーマ「どーも」     バジル「仕方ない………お前を殺してやろう…」     トーマ「残念だけど死ぬのわオッサン…アンタだよ…」     バジル「なんとでも言うがいいさ……俺わそいつらみたいに弱くないんでな……」       バジルわ不良達を見る       トーマ「ふッ…どーだか………俺から見たら同じだね…」     バジル「そうかそうか…」     トーマ「話しが長くなるのあまり好きじゃないからとっとと始めるよ…」     バジル「…あぁ…」     カチャッ…     バジルわ刀を構えた       トーマ「行くぜ!」       ダッ!           トーマわバジルに向かって走りだした    
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