過去と言う名の鎖

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  エリカ「…なんでトーマのご両親わいないの?」       トーマ「………」     トーマわうつむいた       エリカ「……ごめん…」       トーマ「…いや…気にしなくて良いよ」     エリカ「………」     トーマ「…俺わ家族の温もりを知らない…」     エリカ「………」     トーマ「だから人を幸せにしたり……人に優しくしてあげたりなんかもできない………俺にわ生きていてもなんの意味もない………」       エリカ「なに言ってるの?」       トーマ「え?」     エリカ「…わ…私わトーマの温もりを感じてる!優しさももらってるし、幸せにもなれる!」     トーマ「………」     エリカ「だ…だから!………そんな事言わないでよ………、二度と私の前で……そんな事………グスッ」       エリカわ目に涙をためた       トーマ「…ふふっ(笑)」     エリカ「な…なにが可笑しいのよ!!」     トーマ「泣き虫だなぁと思ってね(笑)」       エリカ「泣いてないもん!」           トーマ「………ありがとな………俺のために泣いてくれて…」           エリカ「………泣いてないもん////」     トーマ「…ありがとう」           エリカ「…うん////」    
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