トンネルに潜む霊

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その悲鳴に皆驚き‥慌てて全員でトンネルの入口にある車まで走り、車に乗り込んだ。 「はあ‥はあ‥はあ‥」 みんな息が切れている。 俺は急いで車を走らせトンネルを後にする。 男2人が前座席。女2人が後ろ座席。 「ちょーこえぇー!」 「俺声聞こえたよぉー!」 などと話を盛り上げていると‥‥ 後ろ座席に座る女の子の1人だけが‥顔が真っ青で下を向き‥ずっと黙り込んでいる。 「大丈夫かぁ~?」 みんなが心配し話し掛けるが、それでも下を向いたまま。 これやべんじゃねーか? 俺は車を止め、みんなで心配するが、それでも下を向いたまま。 「下に何かあるのか?」 俺達は女の子の足下を見る。 その女の子の足には‥助手席の下から伸びる白い手がしっかりと掴んでいる。 !!!!!!!!
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