フラグの経緯

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本来はビデオゲーム、とくにアドベンチャーゲームなどの、プレイヤー(読者)の選択によってストーリーが分岐し、異なる結果をもたらす遊戯全般において、それらの論理構造を記述するコンピュータのプログラミング上の基礎的な概念『フラグ』に由来する。 これらのゲームは、一般にプレイヤーの選択(例えば右に行くか左に行くか)に基づいて次のシーンがどのシーンになるのかが決定する。 しかし、それが過去になされた選択(序盤で敵役を助けた、ヒロインに挨拶した等)に基づいて決定する場合、プログラムの都合上、その『過去になされた選択』を記録しておく必要がある。 その記録しておくことをプログラミング用語で『フラグを立てる』と言い、後に次のシーンを決定する際にフラグが『立っている』ならこのシーン、『立っていない』ならばあのシーンといった形で用いる。
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