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また元来は単にシーン決定のために用いられるフラグであるが、ストーリー内に伏線を張る関係上、シーン決定のためのフラグをそれ以前のシーンでの登場人物のセリフ等を決定するのにも用いることになる。
『診療所に行ったら、特効薬の話が聞けるはずなんだけど』
『いいえ。熱があるなら、流行り病だから入院しろって言われます』
『それはフラグが立ってないから、どう頑張っても森に戻れないよ。魔法使いのところに行ったときに庭の木について質問するか、町の中の薬屋でアンセリカを買おうとするとフラグが立つから、そのあとで森に入らないとね』
こういった事情から熱心なゲーマーを中心に、登場人物のセリフや行動、演出から(プログラム内部にありプレイヤーには見えないはずの)フラグの状態を推測することでその先の展開を推測しクリアする解析手法が模索され、活発に情報交換された。
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