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『あんなにムカつく態度を取るのはアイツしかいない。』
〈冷血極寒無頓着冷血極寒人間だからなぁ~〉
今度は極寒がもう一回加えられたことには無視をして,話を進めていく。
だけど,どうやらさき兄は知らない様子。
『うき兄は知ってるかな。』
〈優夾?さぁね。電話すれば?アイツ今,新薬の開発で忙しいから。〉
『うん。とっても電話しにくい情報ありがとう。』
だったら電話すれば?とか言うなこのバカ兄!!
『それだけだから。じゃぁね。』
〈うん。ばいばーい。〉
今日は素直に電話切ったな,と思い携帯を閉じる。
いつもは,待って!まだ話そっ!とか言ってくるのに。
『アレでも社長だから忙しいのかな。』
特に疑問を抱くこともなく,既に始まっている1限目の授業へと向かった。
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